20代社会人のつぶやきブログ

ライフハック、ためになる話をまとめてます

電力会社の就職と入社後感じた電力会社の感想

 

はじめまして、"てすら"と申します

 

新卒で今年2020年、電力会社に就職した私が感じた電力会社の実態について現時点での感想等をお話します。

 

追記

私が執筆した本がAmazonKindleで出版されました。 私の苦手な法規(電技)のテキストとなっております。 2種合格後には、また新しい本も出版していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

① 私のプロフィール、資格、一言

【会社】電力会社(中央三社のどれか)

【スペック】(偏差値40-45)底辺私大 学部卒 

【資格】電験三種(現在、二種に向け勉強中)

【配属】送電

 

ブログを始めた経緯としましては、いち個人として電力会社について知って頂きたく、もし電力会社に就職又は転職したいと考えている方に参考になればと思いブログの記事を書くことにしました。

決して会社に被害を被るような発言や暴露話ばかりするのではなく、中立した立場で発信していきます。

② 電力会社のイメージ

皆さんは、電力会社に対してどのようなイメージをお持ちですか?

 

エリート、高所得、まったり、残業時間が少ない、ホワイトカラー、ブラック、激務?

 

色々ご意見あると思います。

 

私個人の意見としましては、世間一般では高所得かもしれませんが、大手企業の所得としては特別高くもなく低くもない標準な収入だと思っています。

 

エリート、体育会系、色々と電力会社の中にはいます。同期にも東大、京大、早慶のようなエリートを始め、私のような偏差値40台の私大まで学歴は幅広いです。

 

また、ホワイトかブラックかどちらかでいえばホワイトだと思います。

研修は流石に残業はありませんが汗

課題が出るのでまあ残業?にはなるかもです笑

 

昔に比べて、パワハラ等の問題視により指導方法も変わっていると当時の先輩社員から聞いています。社会人としての規律や行動を守る上で叱咤激励の意味を込めて厳しい指導も時にはありますが、冗談や世間話も交えて指導してくださっているので個人的には良い環境だと思っています。

 

強いて悪いところを挙げると

在宅研修期間に研修資料はWordやExcel等の資料ではなく何百ページもの束になった紙媒体(タウンページ)で届く。

会社から各自パソコン等が配布されているにも関わらず実習課題はWord等ではなくレポート用紙に書いて提出。

高校の部活のような指導方法

このように昔からの仕事のやり方から考え方まで変更するのを苦手する昭和体質が根強いと会社であると感じております。

このご時世、パソコンやスマホで作業効率も格段に上がっている中、昔と同様に紙媒体で仕事を行うのは手間と時間が掛かるのでは?データ等で作業すれば良いのに…と個人的に思っています笑

③ 電力会社の実態

③-① 新人研修の実態

新人研修なうの私ですが、個人的に技術系は実習で筋力を使うので日々の筋トレを欠かさないため筋肉痛が残ります笑(大学で運動せず鈍っている証拠)

新人と言うこともあり、やはりTHE 部活。

これに尽きます。

朝礼に始まり、社内体操、実習を受けて終礼で終わる。規律やルールの遵守、返事の大きさ、態度など守れてなかったら厳しく指導、お叱りを受けます笑

送電部門でも架空送電は鉄塔を登ります。私も先週登りました。命綱はついてるものの初めは少しびびります笑笑 

もし高所恐怖症なら送電は絶対選ばないほうがいいです。多分死にます。先輩にも高所恐怖症だったけど克服したと言ってましたがまあそこまでして選ぶのであれば前々から部門をしっかり選んで考えておきましょう笑笑

ちなみに地中送電も地下なので登らないと思いがちですが、登ります。はい。架空送電に比べれば上る回数はかなり少ないですが登るので結局、送電自体高いところで作業するんだと思ってもいいと思います。

また、実習中は声出しが活発に行われます。高電圧を扱う電気設備の保守、運用ですから遊び半分ではいけません。普通に事故れば死にます。作業に一つ一つ掛け声をかけながら一つ一つ動作を行います。やりすぎぐらいに自身の安全を守るため自問自答します。そこらへんが体育会に感じるかも知れませんね。また、現場実習の指導する社員の方は基本、高卒の方ばかりでTHE体育会な人が多い感じです。(多分、配電と送電はそういう人たちばかり)穏やかなタイプの人は、配電や送電ではなく変電や火力、水力、原子力などの発電部門がいいのかも知れませんね。

③-② 新人のお給料

新人1年目のお給料

だいたい大卒で20万〜21万

手取りで17万〜18万

まあ、少ない人と思う方もいるかもしれませんがこれが現実です。総合商社やコンサルや外資のような成果主義に近い給与水準ではないので労働価値に見合った給与だと思いますね

 

高卒で16万から17万

手取りで12万から14万

高専卒で18万から19万

手取りで15万から16万

大学院卒で23万から24万

手取りで20万から21万

 

といったところでしょうか

 

1年目の最初の給料は税金も引かれるものも無く満額頂けます。

しかし、来月以降は厚生年金、健康保険、確定拠出年金などなど引かれまくります泣

 

お金足りないよー。今後の資金繰りが大事ですね涙

③-③ 各部門の印象

私は、送電に配属されたのですが個人的に研修中で見る同期を見た第一印象として体育会系が非常に多いのは、やはり配電ですね!笑

次に送電(架空)、送電(地中)、変電、火力、水力、原子力、系統運用といったところでしょうか?

ここらへんは個人的な意見なのであまり期待をせずに笑

技術系の花形はやはり、火力だと就職活動の人事の方がおっしゃってました。

現在、発電部門と送配電部門に分社化したので各会社ごとの花形が変わりつつ?あるのかもしれませんが…

③-④ 電力会社の就職について

電力会社に就職や転職を考えている人、もしかしたらいるかもしれません。個人的にはあまり言いたくないのですが学歴によって考えた方がいいと思います。

 

大学院卒と高専卒は個人的によく考えて頂きたいなと思っています。

やはり、電力会社は学歴や学校名が非常に出世の鍵になります。大学院卒や高専卒の方は優秀な方が多いです。そのため色々な学歴の方が多く混在している電力会社は入社後に何か違うなと感じて辞めていく方が多いと思っています。本当に電力関係や電気関係の仕事に就きたいと思っている方ではないとこのような仕事とのギャップを感じてしまうかもしれません。

また、会社内部で現場組(世間で言うと一般職)とキャリア組(総合職)に分かれているのは事実で会社によってまちまちですが基本的には大卒以上がキャリア組、高専や高卒が現場組といったところでしょうか。

高専の方はやはり現場メインになりやすく優秀な分何かと嫌気を差してくるかもしれません。

また、大卒でも学歴が低い私のような身分ではキャリアを歩める可能性も低く、やはり現場に残される運命であります。なので、ある程度、学校名や学歴を考慮して入社をしないと痛い目に合うのは間違いありません。

私は、電力会社には草むしりでも何でもいいから入りたい強い意志があったので辞めたいとは現時点では思いませんし、電気設備が間近で見れたりと日々学ぶことが多くて満足してますよ!

 

今後、就職する方は色々と考えて就職活動や転職活動頑張ってください!応援しております。

③-⑤ 電験やその他資格は必須か 

結論から言うと無くても大丈夫です。

 

というか、現場の社員ですら電験三種を1割から2割ほどしか所有してないのが現実です。

特別これを取ったからと言って必ず昇進が確約されたものではありませんが、昇進のネタにはなるでしょう。実際に研修中に技術系の社員は電験の勉強を推奨されます。

また、配電については電気工事士、送電はドローン等の巡視目的から特殊無線技師などの取得するように言われます。

配電部門志望の方は、電気工事士の資格を早めに取ることをお勧めします。

その他部門では電験を取ることをお勧めします。

 

POINT

※社会人になると時間はありません。時間が有り余る学生のうちに勉強して取ってしまいましょう!

 

電験に合格するとお祝金が貰えますが個人的には雀の涙くらい(電験三種3万から5万ほど)電験難易度とそれに見合った報酬にあってないと思いますね…

 

以上で初記事を終わります。

いかがでしたか?言葉足らずでしたが何かしら満足していただければ幸いです。

まだ、新卒ということもあり内容薄々ですがまた、配属後などに詳しく話せたら記事にしてまとめていきたいですね。

今後とも宜しくお願いします。

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本日は、訪問いただきありがとうございました。